現役プログラマーが語る!プログラミング教育の本質を考えよう

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小学校でプロラミング必修化の動きがありますね。最近さまざまなところでその重要性が主張されています。しかし、そもそもプログラミングとは何なのでしょうか?そんな素朴な疑問に対して現役のプログラマーがお答えします。流行りだからといってプログラミングを学ばせるのではなく、ちゃんとその意味を理解しておきましょう。

プログラミングはコンピュータとの会話

数年間、プログラマーとして働いた筆者の意見でいうと、プログラミングとはコンピュータとの会話です。コンピュータの言葉を学び、いかにコンピュータの気持ちになって、コンピュータへのお願い文書を書けるか。これがプログラミングではないかと考えます。

この中で特に大事なのが、いかにコンピュータの気持ちになれるか、ではないかと考えられます。例えば私たちがパソコンを使っていたときに、エラーが表示されたりしますよね。そのエラーはなぜ出てしまったのか。また、コンピュータの動作が遅くなってしまった時、何が原因なのか。その勘所はコンピュータの気持ちをわかっていないとなかなかわからないものです。

将来、このコンピュータの気持ちをわかってあげられる力がとても大切になります。時代が進むにつれ、人間の仕事はコンピュータにまかせられるようになっています。コンピュータをあつかう知識を増やすことで、自分の可能性を大きく広げることができるのです。

 

プログラミングを学ぶメリット

論理的思考が身につく

プログラミング教育を推進する目的として、「論理的思考を身につけさせること」というのがあげられています。ではなぜプログラミングは論理的思考が身につくのでしょう?それはコンピュータが論理しか理解できないからです。最近は高度な言語が増えてきましたが、コンピュータは基本的に曖昧な情報は理解できません。論理的に間違っていることをコンピュータはすぐにへそを曲げ、エラーを表示したり、思い通りに動かなくなります。だからこそ論理的思考が身につくのです。プログラミング言語を学ぶことよりも、論理的思考を学ぶことの方が、長期的に大切と言えます。

自己実現の力が手に入る

筆者はプログラミングを魔法のようなものと考えています。プログラミングの可能性は無限大です。ロボットを動かしたり、プロジェクションマッピングのようなことものを作ったり、ネットワークゲームのようなものを作ったりできるわけです。これまで日本では、物理的なモノが大切にされ、評価されてきました。一方で物理的な形を持たないモノが評価されにくくなっています。しかし、これからはそういった物理的な形を持たないモノがとても大切になってくると予想しています。プログラミングは物理的な形を持たないさまざまな事象を実現できる魔法と言えるのです。

強力なビジネススキルになる

人によって捉え方は様々ですが、私はプログラミングをビジネススキルと考えています。プログラミングの種類は多岐に渡ります。きれいなグラフィックを表示したり、ネットワーク通信をしたり、ロボットを動かしたり。規模も大小さまざまです。筆者も仕事としては大規模なスマホアプリを開発していますが、趣味で日常生活に便利な自動家計ソフトを作ってみたり、余計な仕事を減らすための、自動文書生成プログラムなどを書いていたります。規模は大きくないものの、いろいろなことを自動化することができ、その分自分の時間を増やすことができます。またいろいろな出来事の統計をとったり、AIを使って解析をすると、さまざまな発見があります。プログラミングは、たとえ職業プログラマーではなくても、さまざまことを便利にできるビジネススキルとして活用できるのです。

かっこいいプログラマーをさがしてみよう

プログラマーっていったいどんなことをしているのでしょう?子どもたちにはいまいちイメージしにくいですよね。プログラムが組み込まれているものを数多く見ることができますが、プログラマー自体を目にすることはあまりないかもしれません。プログラマーは実はすごい仕事をしていますが、なかなか子どもたちの憧れに結びつきにくい面があります。子どもが「プログラマーってかっこいい!」と思えるような機会を作ってあげると、プログラミングへの好奇心がわいてくるかもしれません。そんなきっかけになりそうなことをご紹介します。

プログラマーが活躍するアニメを見てみる

有名なモノでいうとディズニーのベイマックスです。主人公である天才プログラマーのヒロが、その技術力でさまざまなものをつくっていきます。大学の研究室がでてくるのですが、とてもワクワクしたものを作れる場所のような描写がされていたのが印象的でした。まさにプログラマー・エンジニアもヒーローになれるということを表している作品と言えます。

 

大学の研究発表や技術展示会に行ってみる

大学の理系の研究室では頻繁に研究のデモ展示会などが行われています。普段の生活ではなかなか見られないような最新の技術を目にすることができ、プログラミングの可能性を知ることができます。また、もしかしたら子どもにとって大学に興味を持つきっかけになるかもしれません。

いかがでしょう。すこしはプログラミングについての理解が深まったでしょうか?ぜひ親子で、プログラミングに挑戦してみてください。






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