定額制vs報酬制?子どもにあげるおこづかい

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子どもにお金の価値や性質を理解させること、そしてお金の使い方を学ぶこと。すなわち、「ファイナンシャルリテラシー」を身に付けさせることの重要性は以前お伝えしました。しかし、具体的にどうすればいいのでしょう?

おこづかいを見直そう

まず大事なことは、子どもに実際にお金を使わせてあげることです。その第一歩として、おこづかいの渡し方について見直すことをおすすめします。子どもにおこづかいを渡す目的を明確にした上で、「自分のおこづかいで買わせるもの」と「親が買ってあげるもの」を親子のルールとして決めておくと、子どもにとってもわかりやすいのではないでしょうか。子どもにお金のマネジメント力をつけさせるためにも、徐々に子どもがお金を使う裁量を増やしてあげると良いでしょう。

定額制vs報酬制

おこづかいのあげ方として、主に「定額制」と「報酬制」の2つのルールがあります。どちらにもメリットとデメリットがあるので比較してみましょう。

⬛︎定額制

毎週あるいは、毎月決まったおこづかいをを渡してあげる制度を指します。一定期間で決まった額を渡すため、子どもにとってお金をマネジメントしやすくなるという点がメリットとして挙げられます。また、家族の一員なので助け合うこと、お手伝いをすることが当たり前のことだというメッセージにもなります。一方デメリットとして、必ずもらえることがわかっているため、忙しくなるとお手伝いをさぼってしまったり、ということが考えられます。

⬛︎報酬制

おうちでのお手伝いなどに対してご褒美として渡してあげるような制度を指します。お手伝いの量に応じておこづかいの額が変動するため、子どものお手伝いへのモチベーションを高めることができます。また、労働の対価としてお金をもらえるという感覚が身につきやすくなります。その一方で、おうちのお手伝い=お金のためにやること、という考え方になってしまうため、家族の一員としての責任感が弱くなってしまう可能性があります。

このように、定額制、報酬制、それぞれメリットとデメリットがあります。家庭の方針に合わせておこづかいのルールを設定しましょう。2つのルールを組み合わせるのも一つの手かもしれません。

段階的に導入しよう

いきなり高額のおこづかいを渡すのは不安、と思われる方も少なくないはずです。しかし、いきなり高額のおこづかいを渡す必要はありません。最初は少額から始め、年齢などに応じて段階的に増やしていけば良いでしょう。すでにお伝えしているように、子どものお金のマネジメント力を高めるために、できる限り裁量を持たせることが必要となります。
そしてもう1つ大事なことは、安易にルールを変更しないことです。一度例外を作ってしまうと、子どもにとってのルールが揺らいでしまいます。子どもに納得してもらうためにも、できる限りルールは一貫したものにするように心がけましょう。

何気なく渡しているおこづかいに、実は子どもが成長するためのヒントが隠れています。一度見直してみてはいかがでしょうか。

<参考>

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