子どもの自主性を尊重する育て方 実践

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親が子どものために環境を作る

子どもの成長に従って、自分でできることが増えていきますが、そこには、子ども自身が自主性を持つことがとても大切です。なんでも親が言わなければ動かない、言うことも聞かない、といった悩みは、親が抱えがちなことでもあります。子どもが自主性を持って、自分から動くようになれることが望ましいことだと思います。では、子どもの自主性を育てるためにはどのような工夫をすればいいでしょうか。ここでは、子どもの自主性を尊重する育て方について,実践的なものをいくつかご紹介します。

1 考え方

まず、自主性を尊重する育て方とは、どのように考えればいいでしょうか。

(1)頭ごなしに否定しない
子どもの意見や考え方、やり方に対して、「頭ごなしに否定しない」ということです。子どもがよく考えずに行動することもありますが、何か理由があっての行動だったということももちろんあります。最初から頭ごなしに子どもの行動などを否定しては、子ども自身の考えが否定されたとも感じ、子どものやる気がそがれたり、自分で考えることをやめてしまうことも。

(2)子どもに意見を尋ねる
親が先に手を出してしまうのではなく、始める前に子どもの意見を尋ねてみましょう。意見を問われることで、自分で考える機会が与えられたことや、自分の意見が尊重されているという気持ちが無意識に生まれ、自信にもつながっていきます。

(3)子どもの考えを認める
子どもの意見や行動について、先ほど書いたようにいきなり頭ごなしに否定はせず、まずは考えたことについて認めましょう。認める、というのは、考えをすべて肯定するということではなく、「あなたはこう考えたんだね」と、本人の考えであることを相手は理解したのだ、ということを伝えることです。そのうえで、もし良くない行動であった場合は、そのことは良くなかった、と伝えます。まずは認めることが、自己肯定につながります。

(4)やりがい、達成感を感じさせる
子どもにさせてみることは大切ですが、せっかく子どもにさせてみるなら、目標を設定したり、成果が見えやすいなど、やりがいや達成感を感じられる工夫をしてみましょう。例えば料理でも、苦手な野菜を使った料理が完成したら、おいしさもアップするはずです。


2 実際にやってみよう! −実践編−

それでは、子どもの自主性を育てられるような取り組み方について、実践編と題していくつかご紹介します。

(1)夏野菜を育てようプロジェクト
夏休みの期間を利用して、トマトやゴーヤ、きゅうり、ナスなどを栽培してみましょう。小学校でも朝顔栽培をしたり、理科授業で植物の成長を学ぶので、実体験にもなります。種まきから収穫までが比較的短期間で、野菜の成長も分かりやすく、また栽培も難しくないので、取り掛かりやすいのがメリットです。さらに、自分で収穫した野菜は一段とおいしく感じられるはずです。

(2)普段の生活サイクルでの実践
毎日行うことといえば、朝起きて顔を洗ったり、着替えたり、歯を磨いたり、あるいは宿題をするといった、ある程度決まった繰り返しとなることがありますが、あらかじめ、自分自身の生活サイクルを自分で決めさせてみましょう。
特に宿題などは面倒くさがってしまいがちですが、時間を見ながら、早めに取り掛かることで自由時間がとりやすいことや、遊び優先だとどうしても宿題の時間が無くなる、あるいは寝る時間が遅くなってしまうといったデメリットがあることを親子で話し合い、自分でスケジューリングさせてみましょう。
もちろん、一つ一つが自主的に実践できたことについては、できたことを認めてあげることが大切です。

(3)イベントへの参加
長期休暇や休みの日に地域で行われるイベントなど、情報誌や行政だよりなどから情報収集して、どれに参加したいかなどを子どもに選ばせてみましょう。
中にはキャンプや地引網といった体験型もたくさんあり、自分で決めて参加したイベントで学ぶことはたくさんあるはずです。

3 まとめ

いかがでしたか?子どもにとって親がしてあげられること、子どもにさせてあげたほうがいいこと、様々にありますが、子どもの自主性を育てることができることは、ぜひ進んで取り組んでみてはいかがでしょうか。



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