【体験記】保育園で見出した男の子の強み

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保育園に子供をあずける親としては園での集団生活に子供が適応できているかは常に気になるところです。家ではわがままを言い放題でとにかく手を焼かせる子供も、いざ登園してみると先生やお友達の前では一人前によそ行きの顔を見せたり、思わずこちらも拍子抜けしてしまいます。
送り迎えの折りに先生からのお話しを聞き、普段の様子をたずねたり、連絡帳を通じて報告を受けたりなど。日々の成長を感じる出来事はあれど、やはり他のお子さんと比べてしまうこともありますね。保育園での集団生活を通じて子供自身の強みを見つける方法を考えてみました。

 

集団生活は自分自身を見つめ直す最良の機会

保育園で同じクラスのお子さんを見て、ついついわが子と見比べてしまうことがあります。特に3歳児クラスになると自主性を促すために、様々な決まりごとが増え、慣れるまでに時間がかかることもあります。子供の性格や兄弟の有無も起因すると思いますが「できる/できない」の差が明確になりやすいのはたしかです。しかし、クラスメイトも誕生月によっては最大で約11ヵ月の開きがあることを考えると、親は長い目で子供を見て自主性を根付かせるための期間だと認識できるでしょう。
他の子と比べてもあまり意味はなく、ましてや「〇〇君はできてるよ」などの言葉は効果を得られることが少ないどころか、子供自身にネガティブな感情を抱かせる可能性もあります。競争相手としてのクラスメイトも視界には入れつつ、やはり最後は「人は人、自分は自分」。“できたこと”を褒めながら次の課題に移行する姿勢を見せ、子供を認めてあげることで自分を発揮することができるのです。

2~3歳時期の子供の好奇心は成長に比例して目覚ましいものがあります。とにかく大人のしぐさを観察し真似てみたり、テレビでみたワンシーンやフレーズを覚えていたり、驚かされることばかり。この時期に大切なのは「何ができるか」より「何に興味があるか」を数多く見つけてあげることかもれしません。持続して子供が打ち込める遊びを見つけることができたら、新しい観点で遊びを提案するなど、変化する子供の多様性を見出せるようになると良いですね。

 

子供の強み、自分の強み

 

統計によると父親が子育てに携わる時間はとにかく短いようで、家事の時間を除いても週平均で60分未満ともいわれています。この数字を見ても分かるように“子供と接する時間が短いがために発生するヒューマンエラー”が発生する可能性が高くなることも十分に考えられます。
子育てや家事に参加したくてもやり方が分からない。たまに参加しても戦力外の扱いを受ける、などの悩みもよく耳にします。

育児に関しても「ママの方がいい」など辛辣な言葉に傷つく父親も多いはずです。まずは子供の好きな遊びや食べ物、仲の良いお友達などを毎日の生活の中でリサーチして子供を理解しておきたいものです。可能であれば登園やお迎えのタイミングで先生にお話しを伺うことも良いですが、どうしても母親の方が話しやすい雰囲気を感じることもあるので、連絡ノートを活用することもおすすめです。

子育てに行き詰った時、同じ境遇の友人や自分の両親に相談をすることはメンタル面での強いサポートになります。特に共感を得やすい相手には何でも話せて安心感が得られます。“誰に相談するかで自ずと答えが決まる”とよく言いますが、子育てに関してなら「友人は共感。両親は俯瞰」という視点の違いがあります。

今の自分の苦労に共感してもらえるのはやはりパパ友、ママ友などの存在ですが、気兼ねなく話せる両親は特にありがたいものです。愚痴も洗いざらい話すと「お前が小さい時もそうだった」という言葉が返ってくることがあります。思わず「自分も同じ苦労をかけたのか」と申し訳ない気持ちになります。この「現在の苦労は自分だけのものではない」という俯瞰的な観点が両親の子育て経験から学び取れる最大のメリットかもしれません。

自分自身のルーツを知ることで気付く子供と自分の共通点。子供の強みを発見するプロセスが実は「親が自分自身の強みや特性に改めて目を向ける機会」と捉えると子育てがもっと多面的に見えてくるはずです。

 

まとめ

ある日、登園の折に数人の男の子がふざけて教室を飛び出していきました。
それを見かねた一人のお母さんが「誰が一番早く帰って来れるかな?よーい、ドン!」と声を上げました。すると子供は踵を返して教室にまっしぐら。私は思わず「…これだ」と呟いてしまいました。保育園は様々な友達と接する場でもあり、掃除に様々な大人に接する場でもあるのです。



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