2016年 12月 の投稿一覧

価格の勉強!子どもと一緒に買い物をしよう

皆さんはニンジンは一本でいくらくらいするか、即答できますか?できない方も少なくないのではと思います。しかし、普段スーパーで買い物をしている主婦の方だったら即答できる方も多いはず。それどころか「あのお店は大体○○円で〜」など、店ごとや地域ごとの値段すらわかっている方もいらっしゃるかもしれません。このような値段の感覚を身につける大切なファイナンシャルリテラシーです。では子どもが値段の感覚を身につけるために、どんなことをすれば良いのでしょうか。

スーパーは学びの種がいっぱい

ご存知の通り、スーパーにはありとあらゆる食材、日用品がそろっています。何にどれくらいのお金がかかるのかを学ぶには絶好の場所です。子ども買い物に連れていくお母さんも多いかと思います。このような時に、ただ連れていくのではなく、値段やお金を意識するようにすると、何気ない日常が学びの場へと大きく変化します。ゲーム感覚で子どもの値段の感覚を養ってみてはいかがでしょうか。

ステップ1

「この商品はいくらでしょう!?」といった具合に、クイズ感覚で値段当てゲームをしてみましょう。繰り返していくうちに、徐々に商品の値段の相場を覚えていくことができます。

ステップ2

同じ商品でもA店とB店でなぜ値段が違うの?店による値段の違いに着目してみましょう。お店、流通の仕組みを知るヒントになるかもしれません。また、子どもに目当ての商品がどこにあるか、探させることにより、スーパーのどこに商品があるか見当がつけられるようになります。

ステップ3

同じカテゴリなのに、なぜAの商品は高く、Bの商品は安いのか。その商品の値段の理由などを深掘りして考えてみましょう。内容量生産国メーカーが工夫している点など、新たな発見が多くあるはずです。ビジネスに興味を持つきっかけになるかもしれません。

生活に必要なお金を知る

買い物にはお金のヒントがたくさんありますが、お金がかかるのはそれだけではありません。生活のあらゆるところにお金がかかっています。普段の何気ない生活の中で、子どもにそれを教えてあげるようにしましょう。電気代はいくらで・・・、水道代はいくらで・・・。生活にかかるお金を子どものうちから知っておくことはとても大切です。自分のおこづかいから、家のお金の収支、そして国や世界でのお金の回り方。徐々にミクロからマクロへお金の流れを理解していくと子どもにとってわかりやすいのではないでしょうか。

親は子どもに必要以上にお金のことを考えさせたくないものです。しかし、お金の性質を理解し、どのような支出は必要で、どのような支出が不要か、という考え方を子どものうちから学ばせることをおすすめします。

 

<参考>

定額制vs報酬制?子どもにあげるおこづかい

子どもにお金の価値や性質を理解させること、そしてお金の使い方を学ぶこと。すなわち、「ファイナンシャルリテラシー」を身に付けさせることの重要性は以前お伝えしました。しかし、具体的にどうすればいいのでしょう?

おこづかいを見直そう

まず大事なことは、子どもに実際にお金を使わせてあげることです。その第一歩として、おこづかいの渡し方について見直すことをおすすめします。子どもにおこづかいを渡す目的を明確にした上で、「自分のおこづかいで買わせるもの」と「親が買ってあげるもの」を親子のルールとして決めておくと、子どもにとってもわかりやすいのではないでしょうか。子どもにお金のマネジメント力をつけさせるためにも、徐々に子どもがお金を使う裁量を増やしてあげると良いでしょう。

定額制vs報酬制

おこづかいのあげ方として、主に「定額制」と「報酬制」の2つのルールがあります。どちらにもメリットとデメリットがあるので比較してみましょう。

⬛︎定額制

毎週あるいは、毎月決まったおこづかいをを渡してあげる制度を指します。一定期間で決まった額を渡すため、子どもにとってお金をマネジメントしやすくなるという点がメリットとして挙げられます。また、家族の一員なので助け合うこと、お手伝いをすることが当たり前のことだというメッセージにもなります。一方デメリットとして、必ずもらえることがわかっているため、忙しくなるとお手伝いをさぼってしまったり、ということが考えられます。

⬛︎報酬制

おうちでのお手伝いなどに対してご褒美として渡してあげるような制度を指します。お手伝いの量に応じておこづかいの額が変動するため、子どものお手伝いへのモチベーションを高めることができます。また、労働の対価としてお金をもらえるという感覚が身につきやすくなります。その一方で、おうちのお手伝い=お金のためにやること、という考え方になってしまうため、家族の一員としての責任感が弱くなってしまう可能性があります。

このように、定額制、報酬制、それぞれメリットとデメリットがあります。家庭の方針に合わせておこづかいのルールを設定しましょう。2つのルールを組み合わせるのも一つの手かもしれません。

段階的に導入しよう

いきなり高額のおこづかいを渡すのは不安、と思われる方も少なくないはずです。しかし、いきなり高額のおこづかいを渡す必要はありません。最初は少額から始め、年齢などに応じて段階的に増やしていけば良いでしょう。すでにお伝えしているように、子どものお金のマネジメント力を高めるために、できる限り裁量を持たせることが必要となります。
そしてもう1つ大事なことは、安易にルールを変更しないことです。一度例外を作ってしまうと、子どもにとってのルールが揺らいでしまいます。子どもに納得してもらうためにも、できる限りルールは一貫したものにするように心がけましょう。

何気なく渡しているおこづかいに、実は子どもが成長するためのヒントが隠れています。一度見直してみてはいかがでしょうか。

<参考>

お金は大事!ファイナンシャルリテラシーを身に着けよう!

皆さんは幼い頃、お金についてちゃんと学んだことはありますか?この質問に対してYes!と言える方は少ないのではないでしょうか。これまではお金についての知識がなくても生きていくことのできる時代でした。しかし、会社のお給料も思ったように上がらず、自分の持っているお金を自分で運用しなければいけない時代に突入した今では、お金に対する知識というのはこれからさらに大切になっていくことでしょう。

日本人はお金儲けが嫌い?

日本人は昔からお金のことについて話すことをよく思わない習慣があります。「金儲け=卑しい」という思考を持ってしまっています。しかしこの思考は資本主義社会で生きていく私たちにとって、あまり良いこととは言えません。生きていく手段としてお金はとても大切であり、その知識をしっかりと身に着けていく必要があります。アメリカに優秀な起業家が多いのは、学生の頃からお金について学ぶ機会が学校などで用意されているからです。将来お金に苦労しないためにも、子どもに早期からファイナンシャルリテラシーを身に着けさせることを考えてみませんか?

ちゃんとお金の価値を知ろう

お金に対して真面目な日本人がネガティブなイメージを持ってしまう理由として、「お金=自分が贅沢するためのもの」という考え方が挙げられます。しかしこれはお金の本質ではありません。お金はその使い方によって、さまざまなことを実現する手段になり得るのです。世の中でお金持ちと言われる人たちは、お金の価値をちゃんと理解しています。逆に言えば、このお金の価値をしっかりと理解していないと、贅沢品などにお金を使い、有効活用できずに底をついてしまう可能性もあります。だからお金持ちになれないのです。お金の価値と、性質を子どもの頃から学ぶのは、将来お金を有効的に使わせるためにも大切なことなのです。

身近にお金にふれる環境をつくる

子どもが何にお金を使うかわからないから、という理由で子どもにはお金を渡さず、自分達で管理してしまうお父さんやお母さんも多いのではないでしょうか。たしかに、右も左もわからない子どもにお金を渡すのはとても勇気のいることです。しかし、そのような理由で必要な時だけ子どもにお金を渡すような習慣を作ってしまうと、子どもがお金のしくみを学ぶ機会がありません。お金の使い方のわからない子どもだからこそ、実際にお金を使わせて自分で学ばせる必要があるのです。

まずは少額からでかまいません。子どもがお金を向き合う環境をつくるために、ひとまずおこづかいをあげるようにしてみてはいかがでしょうか?

<参考>